第1条 名 称
株式会社日本能率協会総合研究所(略称:JMAR)が運営する本情報サービスシステムは「MDB Digital Search」サービス(略称:MDB DS)と称し、所定の登録申込手続を経た事業所をMDB DSメンバー(以下、メンバー)とする。
第2条 登 録
メンバー登録に際しては、所定事項を記入したメンバー登録申込書、登録を継続する場合はメンバー継続申込書を提出しなければならない。
第3条 登録単位
メンバーの登録単位は事業所とする。ここに言う事業所とは、同一法人でかつ同一所在地にある事業所をさす。
第4条 利用者
MDB DSの利用者は登録事業所に勤務する人に限り、次項に該当する人は利用できない。
*同一企業の社員でも所在地の異なる事業所に勤務する人。
第5条 利用規約の範囲及び変更
「MDB Digital Search ご利用規約」(以下「利用規約」)は、JMARが提供するMDB DSを MDB DSメンバーならびに利用者が利用する際の一切の関係に適用する。また、JMARは、メンバーの了承を得ることなく利用規約を変更することがあり、メンバーはこれを承諾する。
第6条 メンバーの承認
JMARは、利用申込みを行った法人及び団体が、以下の項目に該当する場合は利用の承認をせず、また承認後であっても承認の取り消し(利用資格の取り消し、解約)を行う場合がある。
- 過去にJMARが運営するサービスの会員資格または MDB DS利用資格の取り消しが行われていることが判明した場合
- 利用申込内容に虚偽や不正、誤記または記入漏れがあったことが判明した場合
- メンバーが MDB DSの利用料金などの支払いを怠る恐れがあるとJMARが判断した場合
- 利用規約のいずれかの条項に違反した場合
- その他JMARがメンバーとして不適当と判断した場合
第7条 登録期間
登録期間は登録申込月の1日より1年間(年間契約)とし、期間途中でのメンバー都合による解約はできない。また、メンバーは、メンバー登録期間満了日までに、次年度契約について所定のメンバー継続申込書に継続または退会の意思を明記し提出しなければならない。
第8条 費 用
MDB DS利用に伴い、メンバーが支払う費用は以下の通りとする。
-
年間MDB DSサービス利用費
すべてのメンバーが支払うものとする。MDB DSの各種サービスを利用できる。金額はメンバー継続申込書に記載された金額とする。
-
メンバー登録費
初年度メンバー登録の際に、すべてのメンバーが支払うものとする。退会後の再登録の際にも支払いが必要となる。
-
有料デジタルコンテンツ・文献複写料金・送料
サービスの利用があったメンバーが支払うものとする。
-
その他の費用
対象となるサービスを利用したメンバーが支払うものとする。
第9条 支払い
- 年間利用費・メンバー登録費・有料デジタルコンテンツ・コピー料金・その他の費用の支払いは、請求を受けた日の翌月末日までに完了しなければならない。なお、振込手数料はメンバーが負担するものとする。
- (1)の費用については、支払い後の返金はできない。
第10条 期限の利益喪失
メンバーについて次の各号の事由が一つでも発生した場合には、JMARからの通知催告がなくてもメンバーは当然に期限の利益を失い、直ちにJMARに対する債務の全額を支払うものとする。
- 債務の支払いを1回でも怠ったとき
- 支払い停止、破産、民事再生、会社更生手続開始、もしくは特別清算開始の申立があったとき
- その振出、裏書、保証にかかる手形小切手が不渡となったとき
- 公租公課の滞納処分を受けたとき
- 他の債務につき仮差押、仮処分又は強制執行を受けたとき
第11条 利用権の譲渡禁止
メンバーは、利用規約に基づいてMDB DSサービスの提供を受ける権利を第三者に譲渡、移転することはできない。
第12条 MDB DSからの提供情報の利用
- メンバー及び利用者が、有料・無料を問わず、MDB DSからの提供情報に記述・掲載されている内容・データを利用できるのは、JMARが運営する閲覧室並びにメンバー登録申込書及びメンバー継続申込書に記載されている登録事業所内に限られる。また、メンバー及び利用者は、JMAR所蔵資料を出所先(発行元)・著作権者の許諾条件に従って利用する。利用の目的及び有料・無料を問わず、MDB DSより得た情報を出所先(発行元)・著作権者、並びにJMARに無断で他の企業及び第三者に提供してはならず、提供した場合は、以後MDB DSを利用できなくなる場合がある。
- メンバー及び利用者が、利用の目的及び有料・無料を問わず、MDB DSからの提供情報に記述・掲載されている内容・データを引用・翻訳等せざるを得ない場合、都度必ず当該資料の出所先(発行元)または著作権者の許諾を得た上で、著作権法の規定に従いあるいは準用し、引用・翻訳等の対象とした資料名等の名称とその出所を明示しなければならない。
- メンバー及び利用者は、利用規約を遵守しなかった結果、JMARが何らかの疑義並びに被害を被った場合には、メンバー及び利用者がJMARに対して賠償するものとする。また、メンバー及び利用者が、利用規約を遵守しなかった結果、出所先(発行元)及び著作権者より損害賠償を求められた場合、JMARはその責任を一切負わない。
- 出所先(発行元)・著作権者の意向により、特定のメンバー及び利用者に、JMAR所蔵の資料及びデータを提供できない場合がある。
- JMARが作成し、メンバー及び利用者に提供する各種コンテンツの利用に関しては、上記(1)~(4)に準拠する。
第13条 著作権
MDB DSで提供するコンテンツの著作権、その他の一切の権利は、JMARもしくはそのコンテンツ提供者に帰属するものとし、MDB DSの利用によって、何らメンバー及び利用者に移転するものではない。メンバーならびに利用者は、本契約上のメンバーの権利の全部または一部を第三者に譲渡、移転したり、MDB DSで提供されるコンテンツの全部または一部(複写物を含む)を第三者に譲渡、転貸、提供したりすることはできない。メンバーならびに利用者は、MDB DSで提供するコンテンツの全部または一部に変更、改変を加えることはできない。
第14条 設備など
メンバーならびに利用者は、MDB DSをオンラインで利用するために必要な機器、機材、ソフトウエアなどの全てを、自己の負担において準備するものとする。
第15条 ユーザーID及びパスワードの管理責任
- メンバーならびに利用者は、MDB DSを利用するために JMARより提供されたユーザーID 及びパスワードを責任を持って管理、使用するものとし、JMARに損害を生じさせないものとする。
- メンバーならびに利用者は、JMARより付与されたユーザーID 及びパスワードを第三者への譲渡、利用、売買、名義変更、質入れなどをしないものとする。
- ユーザーID 及びパスワードの管理不十分、使用上の過誤、第三者の利用などによる損害の責任はメンバーならびに利用者が負うものとし、JMAR は一切の責任を負わない。
第16条 ユーザーIDの一時使用停止
- JMARは、メンバーならびに利用者、もしくは JMARの利益の確保に鑑みて緊急性が高いと判断した場合には、事前にメンバーからの了承を得ることなく、当該ユーザーID の一時的な使用禁止措置をとることがある。またメンバーはこれを承諾するものとする。
- JMARが前項の措置を取ったことによりメンバーならびに利用者がサービスを利用できなくなることにより損害が発生した場合JMARは一切の責任を負わないものとする。
第17条 提供範囲
JMAR は自己の判断にもとづき、メンバーごとに MDB DSの提供範囲の制限を設定または変更することがある。
第18条 サービスの変更
JMARは、事前の通知をすることなく MDB DSのサービスの種類及び内容の一部または全部の変更・追加をすることがある。また JMARは、サービス内容の変更・追加後におけるメンバーの意図する目的への適合性の維持を保証しない。
第19条 サービスの一時的な中断
JMARは、次に該当する場合には、メンバーに事前に通知することなく一時的に MDB DSのサービスを中断することができるものとする。
- サービスのシステムの保守を定期的に、あるいは緊急に実施する場合
- 火災、停電などにより、サービスの提供ができなくなった場合
- 地震などの天災により、サービスの提供ができなくなった場合
- 戦争、騒乱、労働争議などにより、サービスの提供ができなくなった場合
- その他JMARがサービスの一時的な中断が必要と判断した場合
第20条 サービスの廃止
JMARは、メンバーの了承を得ることなくMDB DSの特定のサービスもしくは全部を廃止することがある。
第21条 損害賠償
- JMAR は、MDB DSの利用により発生したメンバーならびに利用者の損害すべてに対し、いかなる責任をも負わないものとし、一切の損害賠償をする義務はないものとする。メンバーならびに利用者が、MDB DSの利用によって第三者に対して損害を与えた場合、メンバーならびに利用者が自己の責任と費用をもって解決し、JMARに損害を与えることのないものとする。メンバーならびに利用者が、利用規約に反した行為、または不正もしくは違法な行為によってJMARに損害を与えた場合、JMARは当該メンバーに対して相応の損害賠償の請求を行うことができるものとする。
- メンバーならびに利用者は、JMAR所蔵の資料及び機器を破損、あるいは無断で持ち出すなどして、他のメンバー及びJMARに対し損害を与えた場合は、メンバーはその賠償責任を負うものとする。
第22条 免 責
- JMARは、MDB DSにおいて提供する情報、コンテンツの正確性・完全性等、内容を保証するものではない。
- メンバーがMDB DSより得た情報を利用した結果について、JMARは一切その責任を負わない。メンバーがMDB DSより得た情報を利用した結果、業務上損害を被ったとしても、JMARに対して一切補償を求めることができない。
- メンバーならびに利用者が使用する機器、機材、ソフトウエアと オンラインで利用するMDB DSとの適用性などにつきいかなる保証も行なわない。
第23条 守秘義務
JMARは、業務上知り得たメンバーの問い合わせ内容・情報については守秘義務を厳守し、契約期間中はもとより契約終了後もメンバーの承諾なしに他に漏洩しない。
第24条 サービス終了後のメンバーの義務
MDB DSのサービスが終了した場合においても、すでに生じた金銭義務、第8条、第15条、第22条に定める義務は消滅しないものとする。
第25条 個人情報に関する取扱い
- MDB DS利用申込及び利用の際に取得する利用者の氏名・連絡先などの個人情報は、MDB DSに関する登録・利用・請求及びJMARが提供する各種サービスに関する提供・案内に利用することがある。JMARは取得した個人情報の管理を万全に行う。
- JMARは、メンバーならびに利用者の個人情報、MDB DSを利用する上で JMARが取得可能なアクセスログや経路情報など各種情報の特性の集計・分析を行い、個人が選別、特定できないように加工したもの(以下「統計資料」)を作成し、新規サービスの開発などのために利用することがある。また統計資料を第三者に提供することがある。
- メンバーは、(1)、(2)のJMARの個人情報の取扱いについて同意し、MDB DSを利用するものとする。
- JMARは、個人名・連絡先等を含めた個人情報を当社規程に沿って適切に評価し、管理する委託先に委託する場合がある。
- 個人情報の取扱いについては、当社ホームページ"プライバシーポリシー"(http://www.jmar.co.jp/policy/index.html)に従うものとする。
- JMARにおける個人情報の取扱いについての専用相談窓口及び連絡先は、以下の通りとする。
(株)日本能率協会総合研究所 個人情報相談窓口
〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-22
TEL:03-3434-6282
メールアドレス:
jmar_info@jmar.co.jp
第26条 管轄
本契約に関する紛争については、東京地方裁判所を専属的管轄裁判所とする。